電磁界理論シンポジウム
今年の電磁界理論シンポジウムは、北海道の登別にて行われました。白井先生、小林先生、
通総研の渡辺さん、新潟大の佐藤亮一さん、白井研究室M2の橋口、矢野、若柳、小林研究室の
木戸脇、楡井の計9人で参加しました。

{さすが北海道、カニも食べ放題!!}

{トップバッターはM橋口!!}

{ベテラン若柳は落ち着いて発表。}

{白井先生の凄さを実感!!}

{白井研OB佐藤亮一さんの発表}

{宿泊したホテルの前で記念撮影}

{野生のキタキツネに遭遇}

{倶多楽湖}

{雄大な自然に囲まれて…}

{地球岬にて…}

{水平線が丸く見える}

{海の向こうは、本州だと言い張るH氏}

{最終日、雨にたたられてノーザンホースパークへ}
11月8日から3日間北海道登別で開催された電磁会理論研究会に橋口君と若柳君が発表を行ないました.天候や気候にも恵まれ,紅葉のなか北海道の大自然を大いに堪能してきました.(私達が帰った次の週には,北海道では大雪に見舞われたそうです.)今回,橋口君は始めての学会発表なのにもかかわらず, OHPが完成したのは出発日の前日,もちろん通しの発表練習はほんの数回程度,白井先生もほとんどノータッチといった状況でした.若柳君の方は学会発表5回目ということもあり余裕がひしひしと伝わってきました.お互い「向こうで練習しよう」と話合っていました.ところがホテルに着くや否や食事やら買出しやらでどたばたしていて,さらに相部屋だった東北大の佐藤先生のペースに巻きこまれ,ついビールを...いつのまにか気分はハイテンションに.そのころには発表のことなんかこれっぽちも覚えていないような有様でした.発表当日の朝,何やらお経のような声で目を覚ましました.気がつくと隣には橋口君が呪文を唱えるように発表原稿を繰り返しているではありませんか.往生欺が悪いと言おうか,あきらめが悪いと言おうか,一方,発表練習をしていない若柳君の方は対称的にあきらめが早いと言おうか変に度胸があると言おうか,「もうここまできたらどうにかなるさ」というような感じでした.いざ,大勢を前にして,まず白井研トップバッターの橋口君が壇上に登場しました.「・・・と題しまして中央大学の橋口が発表させていただきます.」ここまではいい調子だぞ.ところが次のOHPをめくった途端,まるでインディー500のロケットスタートをまたは,「セーラ服と機関銃」に出てくる薬師丸ひろ子の銃の乱射シーンを連想させるようなマシンガンスピーチが始まってしまいました.「誰か暴走する彼を止めてくれ!そんなに早口では発表時間が大いに余ってしまう〜」と私は心の中で叫んでいました.すると,不慣れな発表を気使ってくれたのか,はたまた,ただ本当にそう思っただけなのか,発表中にある先生が「OHPが見えません」と彼に救いの手を差しのべるではありませんか.しかし,こんな事くらいでは暴走列車は止まりません.そのまま一気にゴールしてしましました.質疑応答はあまり少ないため無理やり東工大の安藤先生や我が白井先生が質問するといった割と穏やかな印象を受けた電磁会理論研究会,ところがこのときばかりは違いました.数名の手が挙がるような非常に反響の大きいすばらしい発表内容でした.発表時間は余っていた分,逆に質疑応答時間は足りないほどでした.また,橋口君の二人後には若柳君の発表です.練習はほとんどしていないようでしたが流石に慣れた様子.堂々とした態度でした.発表時間ぴったりで終える当たりさすがベテランと言った感じでしょうか.こちらの方も内容が簡単なためでしょうか?または,一般の方にもとっつきやすいテーマのためでしょうか?彼の質疑応答も橋口君に次ぐくらい活気あるものでした.「白井研は非常に面白いテーマを行なう」と他の先生方からも大変好評でした.学会を盛り上げることができ白井研の一員としては大変満足していますが,登別には温泉しかなくほとんどホテルに缶詰状態だったため旅行としてはいまいちでした.(でも,温泉好きの白井先生は白濁の湯に終止ご機嫌でした.)
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