定比組成LiNbOの電気光学定数の測定    
研究者:森 翔吾、櫻井 一希(2006〜2007年度)  
研究者:森 翔吾、植木 啓司、醍醐 亮(2007〜2008年度)  
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<目的>

   

 LiNbO(ニオブ酸リチウム:LN)は、1949年にフラックス法(B.TMatthias,J.P.Remeika)で初めて単結晶として育成され、その強

誘電性が報告されました。その後、引き上げ法で大型単結晶が育成されて以来、LNの非線形光学特性を始め、圧電特性、電

気光学特性の研究がなされてきました。

 

 大型単結晶育成の成功の後、LNは融点近くで、Li:Nbの比において、幅広い不定比性を示すことが分かりました。このため、

従来のLNは、Li:Nbが48.5:51.5とNbが過剰となっていました。これは、コングルエント(一致融解)組成(CLN)と呼ばれ、LNが

誕生した当初から、この組成に近いものだったと言えます。

 

 従来のLNの結晶成長では、引き上げ法(チョクラルスキー法)という融液から徐々に引き上げていく方法が用いられていまし

たが、1992年に無機材質研究所(現:物質材料研究機構)の北川氏・古川氏らによって、二重るつぼ法という高品質な結晶成

長法が開発されました。これにより、Li:Nbが50:50またはそれに非常に近いLNの成長が可能になりました。このようなLNは、

定比組成LN、または、ストイキオメトリックLNと呼ばれています。

   
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